機械式時計の注意点

クォーツ式と比べて耐久性が低い

機械式時計はクォーツ式時計と比べて耐久性が低く、ちょっとの衝撃で時間が狂ったり、内部のぜんまいが損傷したりすることがあります。機械式時計はぜんまいの力で動いており、内部が複雑になっています。対してクォーツ式時計は電気の力で動いているため、機械式時計と比べて作りがシンプルです。ただし、機械式時計は値段が高ければ高くなるほど防水や耐久、防塵性は高くなる傾向にあり、防水性に関してはクォーツ式時計の性能をはるかにしのぎます。ケースの厚さや取り付け方にもよりますが、安い機械式時計は普通に腕を振って歩いているときに壁や柱にぶつけるだけで壊れてしまうことがあるので、外出するときは周囲に注意を払った方がいいでしょう。

故障すると修理費が高い

クォーツ式時計は基盤が故障することが多く、修理はケースを外して基盤を交換する方法が一般的です。機械式時計はケースを外すまでは一緒ですが、故障した部分によっては全て分解する必要があります。機械式時計の分解は素人には難しく、仮にパーツを調達して取り替えることができても、ぜんまいの細かな調整はある程度の知識がないとできません。機械式時計の修理費はクォーツ式時計よりも高額なことがほとんどで、その多くが工賃に費やされます。高級な機械式時計の場合、本社工場へ送らなければならないこともあるほどです。少しでも故障を減らし、長く使用したい方は衝撃を与えないよう気を付け、定期的なオーバーホールを怠らないようにしましょう。